さすがに1年15,840円は個人で使うには高すぎるよ。
ということで、2014年から有料プランで契約し続けてきたDropboxをついに解約しました。
課金後(デビットカードで引き落とし後)でも返金できたので、もう料金を支払っちゃったけど払い戻ししてもらいたい人は是非参考にしてみてください。
払い戻しを依頼してから、実際に返金されるまでかかった時間は2日間。金曜の夕方に連絡して、日曜日の朝には着金していました。素晴らしいスピード感だと思います。
値段がネックな方はこれも有りっちゃありです。僕は会社のライセンスはこれで延長しました(´-`)
目次
使ってないのに契約更新されちゃったよ・・・
そもそもなぜ単純な解約ではなく、「返金」ということになったのでしょう。僕の場合、銀行からデビットカード引き落としのメールが届いたことから事件が始まりました。
「は?1万5千円?たっか何これ・・・ってDropboxじゃねーか!去年解約しなかったっけ」
はい、デビットですので気づいたときにはすでに引き落とし済みでした。解約してたと思ってたのに、解約できてませんでした。言い訳すると、dropboxはもう1年以上全く使用して無くて、mac上からも削除してあったからもう解約してると思ってたんですよね。
実は値上げするよ!というメールはDropboxから受け取っていたんですが、解約していたと思っていたので
「ふ〜ん、また値上げするんだ。まあもう関係ないけどな」
という感じで他人事でした。
結果的に引き落とされてしまったわけですが、さすがに全く使ってないサービスに1万5千円も取られるのは癪なので、契約を破棄して返金してもらえないかダメ元で聞いてみました。
ドライな感じで払い戻しに応じてくれて好印象
結論から言うと、ちゃんと払い戻しされました!
ダメ元で聞いてみたら払い戻しに応じてくれたわけですが、あっさりと返金に応じてくれて、さらに返金までのプロセスは拍子抜けするほど簡単でした。返金の手続き中とは言え、僕の中のDropbox株は急上昇です。
普通に考えたら、今回悪いのは完全に僕です。去年すでに解約したと僕が勝手に思い込んでただけです。そんなわけなので払い戻しされるか微妙なラインでダメ元確認だったのですが、あっさりと返金してくれました。さすがアメリカの企業ですね。日本人的な感覚では返品・交換・払い戻しって結構面倒なイメージがあるんですが、amazonなどを始めとした米国企業は結構柔軟に対応してくれます。
これが日系企業だったら間違いなく返金には応じてくれないでしょう。引き落としされたその日のうちに返金申請したとは言え、もう新しい契約は始まっていますからね。まあ当たり前の話なんですが、だからこそ今回のDropboxの対応は相対的に神といえるでしょう。
返金・払い戻しの条件
Dropboxではプランのキャンセル後に払い戻しができる条件は、残念ながら明示されていません。
ちなみに公式のヘルプページ「加入プランの払い戻しを受けることができますか?」というページには、はっきりと以下のように記載されています。
「Dropbox Business、Plus、Professional、Enterprise の加入プランの料金は、大部分のケースで払い戻しされません。これにはチーム メンバーのライセンスも含まれます。」
そうです。はっきりと「ほとんどの場合は払い戻しされない」と記載されていますので、基本的にはダメ元でやりましょう。払い戻ししてもらえたらラッキーと言う感じですかね。ほんとダメ元でやるレベルなんで、ゴネちゃだめですよ。米国企業はドライですんで、おそらくクレカの審査みたいな感じで返金されるかの足切りラインは自動的に決まります。(憶測ですよ)
んで駄目だったらどれだけゴネても駄目です。
ちなみに今回払い戻ししてもらえた僕の状況を説明すると、以下のような状況でした。
- 1年くらい使ってなかった
- プランが更新された直後に、すぐに連絡した
- すぐに連絡したため、プランが更新されてからもアクセス0(バックアップもしてない)
Dropbox側で記録に残っていた使用状況としては以下のような感じです。
ブラウザ版のヒストリーですのであまり参考にならないかもしれませんが、macのFinder(windowsでいうエクスプローラー)上での同期状況も同じような感じです。
そもそもmac側でディレクトリ(フォルダ)の共有をオフにしていたというか、Dropboxをアンインストールしていたので、アクティビティもクソもありません。
おそらく大事なのは下の2つで、プラン更新後の使用履歴が全く残らなかったのも大きいんじゃないかなと思います。その商品を購入した後に、全く使っていない、つまりハードで言えば新品未使用の状態ってことですからね。
おそらく、連絡するのがプランの更新当日だったとしても、ファイルへのアクセス回数が多かったりした場合は払い戻しは厳しいような気がします。
ロジックとしては「使ってなかったんだから返金して!」は何となく通るかもしれないという気にさせられますが、「使ったけど返金しろ!」はロジックが通らないと思います。(まあでもダメ元で聞いて見る価値はあると思いますよ)
ちなみに僕は払い戻しされる前に使用履歴が残ると嫌だったので、解約前のファイルのダウンロード(バックアップ)も行いませんでした。おそらくこれは大正解です。解約後でもバックアップはとれますので、できるだけデータにアクセスしないように注意しましょう!
払い戻しが認められる期間ですが、ファイルの保存期間が30日間ですので、何となく更新後30日間なのかなという気もしますが、明示されていませんのでなんとも言えません。
実際の払い戻しの流れ
では実際にどうやって払い戻しの申請をすれば良いのかを解説していきます。
手元に用意するもの
払い戻しに必要だった情報は以下のとおりです。
僕の場合はクレジットカード(デビットカード)での支払いだったので、支払いに使用したクレジットカードの情報が必要でした。それ以外の方は請求書の番号だけわかればOKです。
- クレジットカードの種類(Visa・JCB等)
- クレジット カードの上 6 桁
- クレジット カードの下 4 桁
- 支払いに使用したクレジット カードの名義人の名前
- 請求日
- 請求額
- 請求先の郵便番号
「お支払い>支払履歴 > 請求書」(このURL)
にある請求書に記載されていますので、先にダウンロードしておきましょう。
サポートの選択肢は5個あるけど、チャットがおすすめ
Dropboxのサポートには以下の5つの連絡方法があります。
-
- メール
- チャット
- 電話
- コミュニティ
このうちチャットと電話に関しては、有料プランに加入していないと使用できません。なお電話はBusinessプランのみです。
なお各連絡方法とも、日本語サポートはすべて月〜金と平日のみの対応ですので、日時での違いはありません。
さて実際に連絡をしていくわけですが、サポートとの連絡方法はチャットがおすすめです。(この記事は「返金」に関する記事ですので、有料プランに加入している前提です)
メールですと時間がかかりすぎますし、電話は待たされますし何よりコピペができません。マイページで確認できる請求書番号とか、英語も含んだ英数で12桁くらいあって口頭で伝えるのも億劫です。もう21世紀ですし、サポートはチャットでやりましょう。
チャットでしたらすぐに対応してもらえますし、チャットのログもあとでメールしてもらえるのでおすすめです。
では、サポート画面から、サポートに連絡しましょう。サポートページにアクセスし、ページ中程までチェックしていくとと、自分が利用できるサポートの一覧が表示されます。
(このスクショは解約後のものなので、チャットは一覧にありません)
スクショには写ってないですが、有料プラン状態だと「チャットする」という青いボタンがありますので、そちらをクリックしてチャット画面に移ります。
画面を移ると、サポートに使用したい言語が表示されますので、「日本語」をクリックします。
そうするとそのブラウザ内でチャットが始まります。
チャットの流れは以下のとおりです。初めにこちらの用件さえ伝えれば、後は向こうが勝手に誘導してくれますので安心してください。
なおチャットが終わったら、チャットした内容をメールで送信してくれます。
後から読み返せるので便利ですね。
払い戻しの上で解約するとプランはどうなるのか
チャットが終わって5分も経たないうちに、自動的に無料版にダウングレードされます。
容量が足りません!と出てきたら解約できたということですので、安心ですね。
なお解約時点で無料版の容量はを超えていましたが、解約後もデータのダウンロード可能なようですので、安心してください。
これで解約・返金は完了です。クレジットカードでの支払いであれば、1〜3日程度で払い戻しされると思います。
真ん中くらいのプラン作ってくれ
さて、今回はDropboxの解約・返金方法を紹介させていただきました。
ただ解約したものの依然としてDropboxは非常に使えるソフトだと思いますし、会社のほうでは使っていくと思います。
今回の解約を通じてむしろDropboxの評価は僕の中では上がっています。
ただ高すぎるんですよね。
無料の2GBか、年間1万5千円の2TBかって極端すぎない?
個人がもっと気軽に使えるように、年3千円で100GBとかのプラン作ってよ・・・という感じです。