この記事は、ニコチンガムで禁煙をしている人向けの記事です。
筆者も20年近くタバコを吸っていましたが、ニコチンガムでなんとか禁煙に成功した実体験を元にこの記事を執筆しています。人生でタバコを吸ったことも無さそうな人が御高説たれてる感じではないので安心してください。
あなたがニコチンガム等で喫煙に成功したとしても、その後の人生で「あ〜タバコ吸いてぇなあ」っという瞬間は100%間違いなく確実に訪れます。「禁煙してからタバコを吸いたいなんて思ったこと一度はない」という人がいたら嘘つきです(まあ地球には60億人もいますのでいるかもしれませんけど、いたとしたら超人みたいな人だと思います)僕らみたいな凡人には間違いなく、確実にその瞬間は訪れますので、この記事ではそんな瞬間に備え、そんな状況が来た時にいかに喫煙を再発させないかのコツを伝授したいと思います。
【1本だけ!】禁煙成功後、また吸いたくなってしまったら
結論から言うと、「躊躇なくニコチンガムを噛め」です。手元になかったら、今どき薬局は24時間やっていますので、買いに行きましょう。
経験則から言うと、禁煙後にタバコを吸いたくなるケースはほぼ間違いなく「アルコールを飲んでいる時」か、「仕事か恋愛で極限までストレスマックス状態」になった時です。後者は不意に訪れますが、前者は「あ〜このメンバーだと酔っ払うかもな」というのは事前にわかっていると思いますので、何ならカバンにニコチンガムを忍ばせて行っても良いと思います。
「そんな事をしたらすぐにニコチンガムを噛んじゃうかもしれない」と思うかもしれませんが、タバコを喫煙する状態に戻るよりは100倍マシだし、ガムを噛んだだけの状態でしたらすぐにニコチンなし(=ニコチンガム無し)の状態に復帰できます。
必要なのは綺麗事じゃありません。禁煙してる時に泥酔状態でもタバコを吸わないくらい理性的でいられるなら、そんな人はそもそもタバコを吸わないんですよ。酔うと意思も弱くなるし、「ま、いっか」ってなっちゃうんですよ。
ただ、そんな状態でタバコを吸うとよくありません。本当にあかんです。ダムが決壊したみたいな感じで吸いまくって元通りです。経験談ですが、1年以上禁煙に成功してたのにその1本を境にバコバコ吸いまくるようになります。
一度タバコを吸う習慣が身に染み付いてしまった僕らの脳みそは、ストレスを感じたり、酒を飲みすぎてしまった時にニコチンを摂取したくなる(=タバコを吸いたくなる)ようにもう刷り込まれてしまっています。
もうこれはどうしようもないです。どうしようもないので、「どうしようもなくなったら、せめて煙は避けて、ニコチンだけに留める」という努力をしましょう。
ニコチンガムが再発した場合も、止めるのは結構楽
僕は2回長期の禁煙に成功(?)したことがありますが、どちらも半年・1年の時点で紙タバコを再び吸い始めてしまいました。
これをニコチンガムで禁煙すると、泥酔したりイライラしてタバコを吸いたい気分になっても、「とりあえずニコチンガム食べよ」となれます。これは「イライラしてタバコを吸いたい気分=ニコチンが欲しい(煙を吸いたいわけではない)」という事をニコチンガムによって理解するからで、少なくとも煙に戻ることは無くなります。
そしてニコチンガムを完全にやめた後に、ストレスなどでニコチンガムをもう一度噛んでしまった場合でも、ニコチンガムをやめるのは結構簡単です。酔っ払っていた時だったら、翌日には止めれてたりします。これがタバコの場合だと、禁煙したあとに1本でも吸ってしまうと、際限なく吸い始めてしまいます。(みなさん心当たりがあると思います)
経験上だと、ニコチンガムで禁煙し、ニコチンガムも辞めた後に噛んでしまった場合、ニコチンガムの依存から戻るのは1週間程度です。
歯磨きガムを噛んでればまあニコチンガムはいらんかなという状態にすぐ戻れますので、安心してください。
では楽しい禁煙生活を!