みんな大好きAirbnb(エアビー)で地雷スーパーホストに当たり、地雷ホストの予約に振り回された僕・同行者全員が「二度とエアビーなんて使うかボケ」となった時の事例を紹介します。こんなヤベえやつにスーパーホストなんて称号つけんなよコラと言いたいですな┐(´-`)┌
この記事を読んでいる方には同じような状況に陥ってパニックになっている方がいるかもしれませんが、そんな方のために要点をかいつまむと、「地雷ホストかな?」と思われるホストとやり取りするときは、以下の2点に注意してください。
- ホストと電話でやり取りしない(電話だと記録が残らないためです。エアビのサポートには電話でOKです)
- 絶対にこちらからの操作(ゲスト都合)でキャンセルしない
この2点を抑えないと、まんまと向こうの思惑通り事が進んでしまうかもしれませんので気をつけてください。貸し手、つまりホスト側の都合でキャンセルするとairbnbからホストにペナルティが課されるため、地雷ホストはあの手この手でこちら側(ゲスト)都合でのキャンセルをさせようとしてきます。
目次
コトの発端
僕の場合は、「価格の設定を間違えたから正規料金を払うかキャンセルしろ」とホストが電話してきたのが揉めた原因です。
宿泊先を探すのに思いの外時間がかかっており疲れていたんで、もうここでよくね?という感じで決定しています。バス・トイレ一体型で1つしかないっぽいけどまぁ仕方ないなって感じでしたね。
1泊14600円くらいなんで、まあこんなもんでしょという感じで予約しました。
やり取りの中で、ホストの「キャンセルしろ」の要望に対して、こちらは「宿を取り直さないといけないなら時間が惜しい(旅程まで1週間切っている)ので、腹は立つけどキャンセルの提案を受け入れる。お前がキャンセルしろ」って言ってんのに、ホストがペナルティが嫌がったせいか逆にホストがキャンセルをしぶり始める(ただし予約通りの金額での宿泊は拒否)という地獄絵図となりました。
事件の流れ
※airbnbのサポート担当者が変わりまくってますが、全員日本人です。
1日目
ホスト
ぼく
ぼく
2日目
ぼく
サポート1
サポート2
ぼく
サポート2
ぼく
ぼく
サポート2
ぼく
ホスト
ぼく
3日目
ホスト
ぼく
ぼく
ぼく
サポート3(New!)
ぼく
ホスト
ぼく
ぼく
ぼく
ぼく
まあこんな感じでのやり取りをして疲れきりました。ホスト(日本人)と話が通じない上に、エアビーのサポートに対する不信感のストレスで毛根がやばかったです。
確定した予約をキャンセルをさせろと言ってきたのは向こう(ホスト)なのに、airbnbのサポートを介して「ホスト都合のキャンセル」になりそうになったらめちゃくちゃ粘ってきて疲労困憊になりました。
ホストから「キャンセルして欲しい」と言われたら
とりあえずこのトラブルになったときに結構調べたので、対応方法を教えます。
周りの相場と殆ど変わらない価格の「即時予約」ならそもそもキャンセルに応じる義務はない
まず知っておいてほしいことは、「明らかに誤表記とわかる価格ではない物件」を「即時予約」で予約し、「予約が完了している」というのであれば、そもそもキャンセルに応じる義務はありません。
Airbnbの即時予約の場合は、申込みをしてクレジットカードで決済した時点で契約は完了しています。その上で、ホストに重過失があり(「今すぐ予約」をオフにしていれば防げた)、周りの物件の相場と乖離が無い(ホストの錯誤を知り得ない状態)のであれば、ホストは錯誤による取消を主張するのは難しいでしょう。
なので僕と同じ状況になったとして、ホストにそちらでキャンセルしろと責められてもあなたは何も悪く有りませんし、応じる義務はありません。僕の場合も粘れば予約時の価格で泊まれたでしょうが、「こんな揉めた状態で無理やり泊まってもお互い不快になるだけ」という心理だったのでキャンセルに応じました。(とは言えキャンセルに応じた後が長かったんですが)
ただまあシステム上はホスト側がペナルティを覚悟すればいつでもキャンセルできるというのが現状です。当日や前日に嫌がらせで無理やりキャンセルされる懸念もありますので、さっさとキャンセルに応じるのが良いと思います。
記録が残るようにやり取りする
あなたが今まさに連絡の電話を受けているのであれば、すぐにairbnb内でのメッセージでのやり取りに切り替えましょう。電話は録音していない限り「言った言わない」が発生してしまい、airbnbのサポートセンターがどちらが悪いのかを判断できなくなります。
絶対にこちらからの操作(ゲスト都合)でキャンセルしない
また、ホストがホスト側の都合で予約をキャンセルすると、airbnbからペナルティ(後述)をくらいます。そのため、ホスト側が100%悪かったとしても、今回僕が当たったような悪徳ホストはあの手この手でこちら(ゲスト)の都合という形でキャンセルさせてこようとします。
ホスト都合なら全額返金される
Airbnb側が「たしかにこれはホスト側の都合だな」という認識をしたら、基本的にはキャンセルポリシー(予約の○日前なら××%が返金される系のやつ)に関わらず、全額きちんと返金されますので安心してください。ただ、「その事例がホスト都合なのか、ゲスト都合なのか」を判断をするのはAirbnbのサポートセンターなので、ひと目見て向こうが悪いとわかるように、ホストとは電話ではなくてAirbnb内でのメッセージのやり取りをするのが解決の最善策です。
次の宿を探す前にAirbnbから言質をとろう
↑実際に言質を取る時に使ったメッセージ
確実にホスト都合でキャンセルされ、キャンセルポリシーに関係なく確実に全額返金されるかどうかの言質をairbnb側から取りましょう。これをしなければ、本当にホスト都合でキャンセルされるのかが不明な状態なので、次の宿を探し始めることができなくなります。
僕も「確認しておきたいのですが、この件に関しては遅かれ早かれ確実にキャンセル処理(返金)をしていただけるという認識でよろしいですか?」というような感じで言質を取っておきました。
僕の事例ではもっと早く、Airbnb側から「確実に返金されるから安心して次の宿を探してほしい」という言葉が欲しかったです。Airbnb側のサポートと連絡している時に僕が「キャンセルが確定されないと次の宿を探せないから早くして欲しい」と言ったら、「そうですよね、早くキャンセルされないと次の宿探せませんよね」なんて言われ、サポートの反応的に本当にホスト都合でキャンセルされるのかわからない曖昧な状態だったため、次の宿を探すことができませんでした。んで、こちら側から前述の確認メッセージ送ったら返金は確定って言われました。本当にクソですわ。もっと早くそれ言えやって感じです。
ホストにペナルティはあったのか
Airbnbが明記しているホスト都合でのキャンセルのペナルティは以下のとおりです。
- キャンセル料(50~100ドルの罰金)
- カレンダーの利用制限/ブロック(キャンセル日の再予約不可)
- 公開レビュー(このホストは予約をキャンセルしたというレビューの投稿)
- アカウントの一時停止と無効化
- スーパーホストのステータス剥奪
キャンセル完了後にこの物件を確認したんですが、ペナルティらしいペナルティは無かったように見えます。。
ホストは僕が予約していた旅程の再予約を受けれなくなっただけです。ホスト都合でキャンセルしたとしても殆どノーダメージってことですね。Airbnbはゲストじゃなくてホストの味方なんだなぁ感じましたね。
↓おそらく、今回のホストが受けたのはこのペナルティのみです。
カレンダーの利用制限/ブロック
確定済みの予約をキャンセルすると、カレンダーがブロックされることがあります。その場合、キャンセルした予約と日付が重なる予約は受け付けることができません。
以下の「このホストは○○日前にホスト都合でキャンセルしたことがある」という自動投稿のレビューはされていませんでした。
公開レビュー
チェックイン日より前にキャンセルすると、予約をキャンセルしたことを示すレビューがリスティングのプロフィールに自動投稿されます。こうしたレビューは削除できませんが、公開返信を投稿して、キャンセルせざるを得なかった理由を説明することができます。チェックイン当日以降にキャンセルすると、ゲストはリスティングのプロフィールに公開レビューを投稿することができます。
ホスト都合でキャンセルされたのであれば本来は以下のレビューが投稿されるはずなんですが、一切見当たりませんでしたね。
The host canceled this reservation ○○ days before arrival. This is an automated posting.(訳:このホストは予約の○○日前に予約をキャンセルしました。これは自動投稿です)
なんだよこれもう癒着してんのかって感じでほぼお咎めなしです。賃貸とかでも仲介は大家に頭が上がらないですからね。
多分本社だときちんと対応してくれるんだろうけど、日本法人はゲストよりホスト優先って感じっぽいです。なんだかなぁ。
お詫びクーポンが来た!Airbnbは本当に素晴らしい!!
なんてことにはなりません。キャンセルが完了した後に予約の10%分の金額のクーポンもらいましたが、結局booking.comで予約しました。しかも10%と言っても今回キャンセルした物件以上の金額(43,765円)で泊まらないと使えねえっていうクーポンです。全然いらねえ・・・。この案件に使った時間を返してくれよ・・・。
やっと宿が決まったと思ったらキャンセルしろって言われ、サポートの担当者変わった7時間後には僕3日後まで休暇だからって言われて、ホストにはほぼペナルティ無しって不信感しか残らないでしょう。
こんなクーポンいらないからオラの時間とストレスで抜けた毛を返してほしいですね。
ミドルフィンガーアップって感じです。