先週アウトドア用にバンドック(BUNDOK)のホットサンドプレート(型番BD-901)を購入しましたので、実際に使ってみた使用感をレビューしたいと思います。
結論から言うと僕の用途(以下の条件)であれば全く問題なく、コスパを考えると買ってよかったと思える商品でした。
- 使用する人数は大人1〜2人
- アウトドア用小型バーナーもしくは、BBQの網の上で使用
- 家のガスコンロで使用する場合もあり
では使ってみて、良かったと思う所、イマイチな所からそれぞれご紹介していきます。
目次
バンドックのホットサンドプレートの良いところ
取り外しができる
これが地味に便利ですね。プレート2枚は簡単に取り外しして1枚ずつに分解することができます。
取り外しができるメリットとしては、「洗うのが楽な点」と「簡易的なフライパンとして使用できる事」です。取り外しして洗うことにより、可動部が非常に洗いやすく衛生的なのはお子様がいるご家庭にとっては結構重要なことですよね。
また簡易的なフライパンとして使用できます。これが個人的には非常に良いです。以前買ったやつは分解できないタイプだったんですが、今回フライパンとして使用してめちゃくちゃ便利でした。
例えば、キャンプの翌朝にソーセージを焼きたい時とかにとても便利です。朝からコンロで炭を焚くというのは結構億劫ですので、できればバーナーで済ませたいところですよね。そんな時にこのプレート+バーナーで色々焼けますので非常に楽です。
テフロンなので調理、手入れが楽
ホットサンドを作るときなどは、一応油をひかないといけないということになっていますが、実際はテフロン(フッ素コーティング)ですので油を引かなくても全くひっつきません。荷物をできる限り減らしたいアウトドアではこれは大きなメリットです。
また手入れが楽なのも良いですね。そもそも食材自体がこびりつかないのでさっと流し洗いで平気です。
また、洗った後も乾燥させるだけでOKです。鋳鉄(スキレットの素材)で作ったホットサンドプレートなどもありますが、鉄はサビも気にしないといけないので、洗った後も水分を拭き、オリーブオイルなどでコーティングしてあげないといけませんので、それに比べると手入れが圧倒的に楽です。
安い
スノーピークやコールマンなどアウトドアメーカーと比べれば、かなり安く購入できます。スノーピークなんて8000円しますからね。このバンドックのホットサンドメーカーが4台以上購入できます。
内側に斜め線で凸があるので、見かけが美味そうに仕上がる
取り外しができてテフロン加工の安い(1000円台前半)ホットサンドメーカーはアイリスオーヤマ(アイリスプラザ)を始めとしてたくさんあるんですが、内部が平らなので良い感じの焦げ目がつかないんですよね。
バンドックのやつは斜めの焦げ線がつきますので、非常に食欲が湧くような見かけに仕上がります。なんなんですかねこれ、すごいですよね。斜めに焦げ線が入ってるだけで美味そうに見えてしまう僕らの脳みそは何かの刷り込みがされてるんでしょうか。
ちなみに女子ウケしたいなら、たとえこのバンドッグのを買わないとしても、斜めの焦げ線が付くものを購入することをおすすめします。映えるらしいですよ。
気になった所
取り外しができるせいで、意図せず外れるときがある
まあこれは慣れの問題です。このプレートは210度くらいに広げた時に簡単に外れる仕様になっています。そのため、慣れていないと外す意図が無いときも勝手に外れてしまい若干ストレスが貯まります。(焼いてる時に意図せず外れる事はありませんので安心してください)
ただこれも2〜3回使用すれば勝手がわかってきますので、そこまで気にならなくなります。
ダブルタイプではないので、若干食べづらい
ホットサンドプレートというものは、シングルタイプとダブルタイプと2種類存在します。
シングルタイプはこのバンドックのような1枚まるごとそのまま焼くタイプで、ダブルタイプは以下のように真ん中に凸があり、焼き上がると2つのサンドにわかれるというものです。
シングルタイプは、具の中身によっては口が大きめな大人が食べても若干食べづらいときがあるので注意しましょう。特にチーズを入れた場合に、噛んでいない部分からチーズが飛び出してきて若干食べづらいです。
お子さんがいるのであれば、食べやすいダブルタイプのもののほうが良いでしょうね。
写真レポ
実際にどんな感じか写真を撮ってみたので参考にしてください。
梱包はこんな感じ。
開封
180度までくらいは開いても外れることはありません
210度くらい開くと、金具が良い感じに外れて完全に2つに分けることができます
サイズ感はこんな感じ。これはスーパーで買った普通の6枚入りの食パンです。
4枚入りよりは、6枚か8枚が無難そうです
結構きっちり締まります。持ち手を金具でロックするので外れません
焼き上がりはこんな感じになります。おいしそうですよね。
焚き火にぶち込む用ではないので注意
あと、このバンドッグのものを始めとして多くのフッ素コーティング(テフロン)のホットサンドプレートは焚き火に入れるようにできてはいないので注意してください。
「直火対応」というのは焚き火OKという意味ではありません。電気式のホットサンドプレートに対して、ガスコンロでの「直火」がOKという意味です。
焚き火やBBQコンロの炭に直接突っ込むのであれば、コフランなど鋳鉄(スキレットの素材)のものを選ぶのが無難です。
フッ素コーティングは温度が上がりすぎるのは厳禁ですので、どうしても焚き火などで使用したい場合は直火はやめて、火から十分離して使用しましょう。