この記事では、fb/web版に実装されているアドベンチャーのボス対策に関する情報を記しています。キャンペーンモード、アウトランドのボス対策ではないので注意してください。
目次
自分のチームがボスに向かないなら、ギルドメンバーに任せるのが一番
ボス対策の記事のしょっぱなで元も子もない事を言いますが、自分のメインチームがアドベンチャーのボス向きではないチームなのであれば、ボスを倒すルートは他のギルドメンバーに任せてしまうのが一番です。アドベンチャーはチームプレーの場所ですからね。適材適所でいきましょう。
例えば双子はボス戦に向きませんが、僕は双子以外をほぼ育てていないので、ボスを相手にすることは殆どありません。ボスを倒した人に対するボーナスなどはありませんので、無理して自分で倒す必要は無いと覚えておくと良いでしょう。
「基本的には自分でアドベンチャーの部屋を開く」
「他の人が開いた部屋に入る場合は、どのルートが空いているのかを必ず聞く」
などといった対策をすれば、不本意にボスを相手にする事はありません。
ボス専用バフをきちんと把握しましょう
アドベンチャーのボスには、「アドベンチャーボス専用バフ」というものが付与されています。これをきちんと理解せずにふんわりとボスに挑んでいるとかなり効率がわるいので、きちんと把握しましょう。
- Increase damage dealt by 300%(ダメージ4倍)
- Decrease damage taken by 50%(被ダメージ2分の1)
- Multiplies Health by 10(HP10倍)
- Increase energy gain by 100%(エナジー獲得2倍)
- Decrease debuff duration by 80%(デバフが有効な時間5分の1)
- No attack can damage the boss for more than 1% of max Health(1回の攻撃での被ダメ量は最大HPの1%まで)
- Immune to energy reduction skills(エナジー減退スキルの影響を受けない)
ダメージX倍(Increase damage dealt by X%)
ボスの強さ、特に火力がボスのパワーに見合わないのはこのバフのせいです。例えばボス専用バフに+125%と書いてあったら、ダメージが1.25倍(125%)になるのではなく、+125%です。2.25倍ですので結構痛いですよね。
ダメージ上限1%
ボスの専用バフには「最大HPの1/100以上のダメージ量は無効化する」というものがあります。例えばボスのHPが100万だとしたら、1回の攻撃で与えられる最大のダメージ量は1万(1%)で、これ以上のダメージは無効化されます。
このバフがありますので、1発の攻撃力が高いカークやイシュマエル、ラーズなどはアドベンチャーのボス戦には不利なヒーローと言えます。
この「1回の攻撃」というのはヒーローの1アクションや1スキルというわけではなく、「戦闘中に表記されるダメージ量1つあたり」です。
例えば
オリオンの1番スキル発動によるミサイル6発×2万ダメージ
1発での高火力ではなく、中火力で数が多い攻撃が大切ということです。
その他のボス専用バフ
太字になっているものは、全アドベンチャー共通です。他の数値はアドベンチャーのレベルによって異なり、この数値はA13のものとなっています。
まあ簡単に言えばレベルが高くなればボスの攻撃力と防御力が上がるということです。また、ボスもカラーとレベルがありますので、例えばA1〜のブルー(青)のボスはヴァイオレット(紫)、つまり4番スキルは使用してきません。同じようにスキルのレベルもボスのレベルに依存します。
サトリの場合でしたら、狐火の数だけ狐が走っていき、それぞれが「各ダメージ」なります。双子のペアも本来はボスを大根おろしにして悪くないダメージを与えられるはずなのですが、残念ながらアドベンチャーのボスはラーズの竜巻ではほとんど移動しないため、大根おろしにするのは難しくなっています。
耐久力も大事
アドベンチャーのボスに挑む場合、味方を死なせない事も結構大切です。
ボスはボスの専用バフによって、エナジー獲得量が2倍になっています。こちらが倒れた時に敵に入るボーナスエナジー30%も、2倍の60%になるということです。
通常であれば、戦闘中のエナジー獲得は「1行動で10%」+「敵を倒すと30%」ですが、ボスはこれが2倍になり、こちらが倒れるごとに「1行動で20%」+「敵を倒すと60%」で80%のエナジーを獲得します。
ボスがオリオンの場合、これに4番スキルによるボーナスエナジー獲得(これも2倍)がつきます。つまりこちらが一人倒れると、100%エナジーが貯まることになりますね。
ヒーローを倒したボーナスエナジー(2倍)を獲得したボスが即座に次の1番スキルを発動し、それによって2人目が倒れ、さらにそのボーナスエナジーで1番スキル発動というドミノ倒し的悪循環で一気に瞬殺されたりします。
通常攻撃→1番スキル→通常攻撃→1番スキル
という攻撃の流れが味方が死ぬことにより
通常攻撃→1番スキル(味方死亡)→1番スキル(味方死亡)→1番スキル(味方死亡)
になる感じですね。
ボスがギリギリ倒せるレベルであれば、デイリーバフに注意
意外と見落としがちなんですが、デイリーバフはボスにも乗ります。
ガラハッドにタンクの攻撃力向上のデイリーバフが乗ったりすると、なかなか侮れないダメージ量になりますので、普段「ボスをギリギリ倒せるレベル」のアドベンチャーを行っているのであれば、ボスにデイリーバフがかかっていないか注意しましょう。
ギリギリのボスにデイリーバフがかかってしまっているのであれば、おそらくボスは倒せませんので一つレベルを落とすか、翌日にまとめてアドベンチャーを行いましょう。
ボスは4種類
アドベンチャーは13までありますが、ボスは4種類のみです。
- ガラハッド(1・5・9)
- ジンジャー(2・6・10)
- オリオン(3・7・11)
- クリーヴァー(4・8・12)
A13に関しては、A9-12までのマップが日替わりですので、その日のマップのボスとなっています。
個人的な感想としては、一番倒すのが楽なのはクリーヴァーです。
ガラハッド
対策:ヤスミン、セレステ
ガラハッドはアドベンチャーのボスの中でも特に難しい部類に入ると思います。理由としては硬い割に攻撃力が高く、吸血スキルによる自己ヒールありで、これといったカウンターが無いからです。ガラハッドの1番スキルはその向きに対して剣の嵐を降らせるというものですので、ボスが1番スキルを発動するタイミングでヤスミンがうまいこと後ろに回ると全体攻撃を避けることができます。
ガラハッドは吸血スタッツありですので、こちらの攻撃力が低いと向こうのヒール量のが上回ったりしてしまいます。セレステやヤスミンなど、相手のヒールを阻害するヒーローを入れると良いでしょう。
まあ後は基本的な戦略で、相手の1番スキル発動のタイミングでこちらのタンクやマーサの1番アーティファクト(Armor強化)を発動させるとかですかね。とはいえガラハッドの4番スキル(1番スキルに追加ダメージ)は物理ダメージではなくピュアダメージですので、こちらは防ぎようがありません。
ジンジャー
対策:ヤスミン、アストリッド、アーティファクト1番がarmorのヒーロー
こちらも月並みですがタンクやマーサなど、アーティファクト1番がArmorのヒーローを使うと良いでしょう。ボスの1番スキル発動と同時に、Armorを強化すればダメージはだいぶ軽減できます。ガラハッドと異なり、ピュアダメージは乗らないためダメージのコントロールはしやすいはずです。
ジンジャーの厄介な点は4番スキル(基本攻撃が連続でヒットするたびに攻撃力があがる)です。どんなに硬いタンクでも長期戦で戦うと不利ですので、先頭が入れ替わるような戦術を取ると良いかもしれません。その場合ヤスミンやアストリッド&ルーカスで対処しましょう。
ちなみに連続ヒット判定はルーカスで回避できますが、ボスが1番スキルを発動したら途端にルーカスは子犬に戻ってしまいますので注意してください。
キンマオなどでブラインド(盲目)状態にできなくもないのですが、ボスはボスのバフによってデバフ時間が短くなっています。なので被ダメージをブラインドなどで減らすのは現実的な運用では無い気がします。
まあきちんと育てたArmorのアーティファクト1番を適切なタイミングで発動すればそんなに難しくありません。
オリオン
対策:サトリ
オリオンにはサトリという明確なカウンターがいますので、ガラハッド、ジンジャーのボスに比べるとかなり楽です。
サトリの4番スキルは敵がボーナスエナジーを得るたびに狐火を9つつけますが、オリオンは攻撃するたびに4番スキルでボーナスエナジーを得ます。つまりボスのオリオンが攻撃するたびに狐火が9つ付与されるので、ある程度ボスに攻撃させた後にサトリが1番スキルを発動すればかなり楽に倒せます。
サトリがいない場合はまあ気合で頑張るしか無いですね。
ある程度育成しているコーネリアスがいるのであれば、ボスからの被ダメージを軽減できるので結構楽になります。
オリオンの1番スキルは「HP(Health)の残量が高いヒーロー」に向かってきますので、ヤスミンで裏返し戦術は通用しません。
クリーヴァー
対策:セレステ
アドベンチャーのボスで一番楽なのがクリーヴァーです。攻撃力が低いため、無理のないレベルのアドベンチャーのクリーヴァーであればタンクが不要になります。その場合はペットをオリヴァーにしましょう。
セレステで自己ヒールを阻害しつつ、オリオンなどで削っていけば難しくありません。
アドベンチャーのボスにおすすめなヒーロー
モジョ
対:全てのボス
GWやアリーナではあまりパットしないモジョですが、モジョがいるとアドベンチャーのボスが圧倒的に楽になります。
モジョの4番スキルHexは、「戦闘開始から戦闘終了まで、HEXマークがついたターゲットに、2秒間ごとに与えたダメージのXX%のダメージを与える」というものです。スキルレベルが90になると、その2秒間に与えたダメージの65%のダメージを与えることが可能になります。
戦闘は120秒ありますので、モジョがいれば通常攻撃と別に、65%の追加ダメージを60回Hexのスキルで与えることができます。つまり他のDPSがこまめにダメージを与えているのであれば、理論上の最大値ではボスのHPの60%(ダメージ上限1%×60回)はHexのみで削れるということです。
なおHexはモジョが戦闘中にダウンしたとしても効果を継続します。
オリオン
対:全てのボス
オリオンはアドベンチャーのボス戦では鉄板ですね。ギルド戦やアリーナだとミサイルは分散してしまいますが、対アドベンチャーのボス戦ではボスのみにミサイルが集中し、各ミサイルがボスのダメージリミット上限までダメージを与えることができますので非常に便利です。
ただステータスをマックスにしてもHP(Health)269,668、物理防御(Armor)5,425と非常に打たれ弱いのでガラハッド、ジンジャーのボスと戦う時は倒されないように注意しましょう。
セレステ
対:全てのボス(特にガラハッド・クリーヴァー)
セレステは対ガラハッド、クリーヴァーの吸血スキル(vampirisim)に効果を発揮します。アドベンチャーのボスはダメージが通りづらいので、「回復させない」というのもかなり重要です。
またセレステは単体での攻撃力も高いですし、ヒールもでき、さらにアーティファクト1番もマジックアタックですので他の対ボスヒーローであるモジョやオリオン、サトリなどとの相性も良いです。
打たれ弱いのだけが玉にキズですので、クリーヴァー以外のボスと戦う時はセレステが倒されないように注意深く操作しましょう。
ジュー
対:全てのボス
ジューのスキル2番(敵の残りHPのX%のピュアダメージを与える)はスキルレベル130だと「敵の残りHPの4.6%」のピュアダメージを与えることができますので、ジューがあまり育っていなかったとしても彼が生きている限り、各攻撃でボスのHPをダメージ制限上限の1%ずつ削ることが可能です。
ボスのHPが21.74%を切ると、ピュアダメージ量が4.6%でもダメージ制限の1%に届かなくなってきます。
例えばボスのHPが10,000だったとすると、HPが2,173に減るまでは100(1%)ずつピュアダメージを通すことができます。2,173の4.6%は99.9ですので、2,173以下になるとダメージは99に減少し、以降ボスのHPが減るごとに2番スキルによるピュアダメージは減っていきます。
そこまで育っていなくても生きてさえいればボスのHPを削ってくれますので、自分ではボスを倒せない場合などに、他のメンバーの攻撃の前に自分のジューでボスを削っておくという使い方が可能です。
キンマオ
対:全てのボス
攻撃するたびに、4番スキルで敵のArmorを下げてくれるのが利点です。
2番スキルのブラインド(盲目)は、ボス専用バフによって0.6秒しか持たないのでほとんど意味を成しません。
3番スキルは上限が1%となってしまい、3番スキルの発動回数を考えるとあまりダメージには貢献できません。
死んでも死なないジューと異なり、キンマオは結構きちんと育っていないとすぐ倒れてしまいますので、あまり育っていないキンマオとジューいたとして、どちらを選ぶかと言われたら僕はジューを選びます。
きちんと育てているキンマオがいるのであれば、ボス戦で使うのはありです。ただその場合は物理チームじゃないとキンマオの4番スキルを活かしきれないので注意してください。
サトリ
対:全てのボス(特にオリオン)
どのボス戦でも役に立ちますが、なんと言っても対オリオンBOSSに対して有効です。
サトリがオリオンに対するカウンターだということは以下の記事で解説していますので、よろしければ読んでみてください。
ヒーロー紹介:サトリ(Satori) サトリはその他のボスにも有効ですが、打たれ弱いですのでスキンでArmorを上げていない場合はやられないように注意しましょう。メインチームがボス向きでなく、1体育てるならジュー
メインチームがボス向きではないチームだけど1体くらいはボス対策のヒーローを育てたいという方でしたらジューがおすすめです。
もちろんモジョを育てるのが一番なんですが、あまり課金したくないという方がほとんどだと思いますので、キャンペーンのボスやアウトランド、グランドアリーナで幅広く活躍できるジューが良いと思います。
ちなみにジューは結構強いので、特に古いサーバーの方だとメインのDPSしている方も多いです。
ボス対策でそこそこ育てるのであれば、スキルはマックスにするのは当たり前ですが、他にそこそこの装備、グリフのStrengthとHP(Health)を上げましょう。そこそこ育成なら2番スキルでのピュアダメージで削るのが目的になると思います。その場合、2番スキルはスキルレベル依存ですので攻撃力やアーマーPen(物理貫通)を上げても意味がありません。
チャンピオンスキンの(マジックディフェンス)は上げても良いですが、魔法を使うボスはオリオンのみで、スキル発動での1番アーティファクト(アーマーPen/物理貫通)の発動回数が多いので、ジューのマジックディフェンスは結局0になってしまうケースがほとんどです。参考までにステータスマックス値でのジューのマジックディフェンスは14,952です。
まあそんなこんなでアドベンチャーのボス対策でした。