アイザック（Issac）

facebook/web版に2020ウィンターフェストと共に実装された新ヒーロー、アイザック（Issac）と、新属性エンジニアの情報です。

とにかく魔法へのカウンターとして凄まじい威力を誇る
アーティファクト１番のバフがアーマー貫通
味方が魔法攻撃を受けるとエネルギーが貯まる
２回め以降のスキル発動ではドローンが放出されて８秒間物理攻撃up
ドローンはエンジニア属性のヒーローに対しては２倍の効果がある

概要

ロール：サポート・コントロール
スペシャル属性：エンジニア
入手法：2020年ウィンターフェスト(fb/web版)
アーティファクト１番：アーマー貫通

アイザックは完全なる魔法カウンターのヒーローで、対物理チームに対してはほぼ無意味なヒーローとなっています。逆に言うと、魔法チームに対しては圧倒的な優位性を持つヒーローですので、メインチームに入れていなかったとしてもなるべく優先順高めで育てるべきヒーローと言えます。
ギルド戦やアリーナなど攻撃するときに、敵が魔法チームであればかなり優位に戦えることになりますし、逆に防御側として置いておけばそれだけで相手は魔法ヒーローを使うのを躊躇しなければなりません。
魔法ヒーローと行ってもDPSに限らず、オーロラやセレステも使うのを少しためらうことになるレベルで対魔法のアイザックは強いです。

ちなみにアスガルドではタンク代わりとして大活躍してくれます。

スキル

基本攻撃

基本攻撃のモーションはイナズマが一直線に走っていくのでわかりやすいです。

テスリンオーバードライブ（Tes’Lin’s Overdrive）

攻撃毎にテスリンを１０％チャージする。１００％チャージされたとき、アイザックは彼女の最初のアビリティを発動できる。テスリンは電磁インパルスを放出し、すべての敵を４秒間、沈黙させる。　アイザックの１番スキルのレベルと相手ヒーローのレベルにレベル差があると、沈黙させる可能性が下がってきます

チャージされるというのは１アクションごとに普通にチャージされる感じです。ただエネルギーチャージに関しては２番スキルの方が特徴的です。
１番スキルは３番、４番で強化されていきますが、この４秒間の沈黙は結構な嫌がらせとなります。沈黙なんて他のヒーローにもあるじゃないかと思われる方が多いかもしれませんがアイザックの１番スキルがすごいのは対魔法チームのときの１番スキルの発動スピードです。
かなり有用なサポートであるセバスチャンは沈黙などのデバフを１番スキルで無効化でき、さらに戦闘スタート時からエネルギーが溜まっているためスキル発動のタイミングが早いんですが、ゴリゴリの魔法チームでアイザックと戦うと、セバスチャンがスキル発動する前にアイザックがエネルギーを貯めてスキルを使ってきて、セバスチャンが無効化する前に沈黙させられます。
さらにペットにマーラ（デバフ時間を伸ばす）がついていた場合は、１０秒以上沈黙させることも可能です。

MP-300コンデンサ（MP-300 Capacitor）

魔法力コンデンサは、アイザックとその味方が受けたすべての魔法ダメージを一部吸収し、自身のチャージとして変換する。テスリンが獲得するチャージ量は、味方がダメージを受けて獲得する量の４倍となる。

チャージ量最大値
アイザックへのダメージ：52.903% (アイザックHPの0.012% + 0.05 * スキルレベル + 10)%
味方へのダメージ：15.401% (アイザックHPの0.003% + 0.01 * スキルレベル + 5)%

アイザックが対魔法カウンターたるゆえんはこのスキルです。ダメージを吸収・軽減するのもまあ特徴的なんですが、強いのは敵から味方への魔法攻撃でエネルギーを獲得するということです。
敵が魔法ダメージを与えてくると、アイザックがすごい勢いで１番スキルを発動し始めるようになります。そして１番スキルは４番スキル解放後は敵全体に結構な強さのダメージを与えられるようになります。

なのでカリカリに仕上げたオーロラ＋カインや、オリオンといった「定期的に、絶え間なく魔法ダメージを与える」ヒーローにとってアイザック戦は悪夢のような戦いになりますので、なるべく使わないほうが良いでしょう。
双子などは「短時間で一気に敵を殲滅する」というコンボですので、タイミングによっては勢いでアイザックを倒せる場合もありますが、もし生き延びた場合はかなり苦しい戦いを強いられることになります。
まあ魔法チームでアイザックに挑まないのが無難ですね。

ドローンの大群（Drone Swarm）

バトルでオーバードライブを１回以上発動した場合、次にオーバードライブを発動するごと(=２回めのスキル発動から)にドローンを召喚する。ドローンは味方の物理攻撃力を８秒間強化する。味方エンジニアの強化量は２倍になる。
カンスト時強化最大値：10,060 (物理攻撃の12% + 10 * スキルレベル + 110)

このスキルに関しては正直あまりコンボは考えなくてもOKですし、意識しなくて良いスキルです。なぜなら、もちろん物理チームと組ませるのがこのスキルの高価を最大化させる方法ですが、味方の物理攻撃を上げる必要もなく対魔法ヒーローはアイザックの火力だけで倒せるんですよね。
アイザックはアーティファクトの１番がA-PEN（アーマー貫通）ですので、敵の防御力を貫く火力が出ますし、対魔法チームであれば１番スキルが連続発動するので４番スキルの火力は十分すぎるほど強いです。

ですのでエンジニア属性の物理ヒーローと組ませる必要もあまり無いと思います。

高電圧モジュール（High-Voltage Module）

バトルでテスリンのオーバードライブを２回以上発動した場合、次にオーバードライブを起動するごとに、高電圧モジュールが起動する。すべての敵にダメージを与える。
カンスト時最大値：87,638 (物理攻撃の110% + 50 * スキルレベル + 2,010)

「２回以上の次から」ですので、３回目以降の１番スキルの発動時に高火力の物理ダメージを与えます。アーティファクトの１番（貫通）が育っていないと、そこまで高火力にならないことに注意してください。

アイザックの育て方

スキンの優先順位

デフォルト＞仮装スキン

現段階では、デフォルトだけ上げておけばOKです。
仮装の方は余裕があったらあげましょう。

グリフの優先順位

魔法防御 >= HP >= 素早さ >= 物理攻撃 > 物理防御

アイザックは対魔法チームに特化したカウンターヒーローですので、敵の魔法攻撃に耐えた上で、エネルギーを吸収して相手を倒すということが必要です。
なのでグリフの優先順位としては魔法防御やHPが優先でOKです。ただ、アイザックが最後まで生き残っているのに相手を倒せていないという場合はアイザックの火力が足りていないという証拠ですので、素早さや物理攻撃を上げて火力を強化しましょう。

また他のヒーローであれば物理防御はかなり優先すべきなんですが、アイザックに関してはそこまで気にする必要はありません。理由は対魔法チームであれば物理防御はあまり役立ちませんし、敵が物理チームで来るなら対魔法カウンターであるアイザックはそもそも役に立たないからです。

アーティファクトの優先順位

１番 >> ２番 >>> ３番
１番・２番ともにアーマー貫通のステータスが上がりますが、１番を優先的に上げましょう。
なぜならアイザックが高火力のダメージを与える状況はかならず１番スキルの発動時ですので、２番スキルで貫通と心ばかりの攻撃力を上げるよりは、１番スキル発動時に確実に相手の物理防御を０にできる状態にしておいたほうが火力が出ます。

アイザックのチーム編成

アイザックはカウンターヒーローですので、アイザックといえばこれ！といったチーム編成はありません。
アーティファクト１番が魔法防御のヒーローと組み合わせれば対魔法強そうじゃん！と思われる方もいるかもしれませんが、３番スキルは「受けたはずのダメージ量」に比例してエネルギーが貯まりますので、チーム全体の魔法防御が強くなりすぎてもアイザックのスキル発動回数は減ってしまいます。

敵が魔法チームなのであれば、普段使っているサポートやヒーラーの代わりにアイザックを入れるという運用方法で問題ないでしょう。
DPSの代わりにアイザックにしてしまうと、タンク、マーサ等の固めのヒーラーは削りきれずに時間切れになってしまう可能性があるので注意してください。

エンジニア属性

アイザックの登場とともに、エンジニア属性が追加されました。このアイザックとジンジャー、フォックスの３体がエンジニアです。
シナジーの流れは下記のような流れですが、。
「１番スキル（＝アーティファクト１番がアーマー貫通）」
「敵からの魔法攻撃によってエナジーが貯まる（味方全体対象）」
「１番スキル発動のドローンで、アーティファクトとは別にさらに物理攻撃のバフを８秒有効化」
「しかもエンジニアはそのドローンバフの効果が２倍」