アスタロス（Astaroth）

概要

ロール：タンク・サポート
入手法：キャンペーン、ガチャ
アーティファクト１番：アーマー
特徴：１度だけ味方を蘇生可能、入手難易度低め、非常に無難な選択肢

みんな大好きな堕天使、魔界の大公爵アスタロス(Astaroth)殿下です。
超序盤に仲間になるヒーローで、ゲーム後半まで末永く使えるヒーローですので、コスパよくゲームを進めていきたいなら、メインのタンクはアスタロスにするのをおすすめします。

ゲーム序盤は弱い疑惑あるけど気にしない

ゲーム序盤だと、どのステータスを伸ばせばよいのかわからないのも相まってアスタロスは非常に死にやすいヒーローとなってしまい「こいつの事推してるけど、本当に強いの？」という疑問が出てくると思います。仲間の少ない序盤だと、アスタロスの後ろにガラハッドという編成になってしまうのもアスタロス弱い疑惑が出てくる原因でしょう。ゲーム序盤だと「アスタロスが死んだせいで、キャンペーンが☆３じゃなくて☆２になる（Raidできなくなる）」事も多いため、だんだん本当に強いのか不安になってくる人も多いんじゃないでしょうか。（僕もそうでした）
ただ安心してください、強いです。フォーラムやdiscordでチームの相談に乗っていてると、ガチャのレアであるクリーヴァーよりアスタロスをタンクに推す事も多いです。それくらい強いので、安心してください。
僕のギルド内（サーバー内でも１・２位を争う全員１３０レベルの廃人ギルド）の中でのチーム相談でもアスタロスはよく挙げられるヒーローです。
多分アスタロス死にやすい疑惑は、青になって３番目のパッシブスキルが勝手に発動しているから起こることのような気がします。そのへんも踏まえてご紹介していきます。

アスタロスを使うメリットは4点

・超序盤に手に入る（＝序盤からリソースを集中できる）
・石もキャンペーンの前半で手に入る（＝☆が上げやすい）
・４番スキルの蘇生が強力
・３番スキルで死にやすいDPSのダメージを吸収できる

それぞれ解説していきます。

ステータス

レベル130でレッド+2、全ての装備・スキン・アーティファクト等をマックスにしたときのステータスは以下の通りです。

パワー：136,934
知力:3,402
素早さ:3,065
力:13,019
HP:804,065
物理攻撃:21,949
魔法攻撃:53,317
アーマー:34,874
魔法防御:25,827

上記に加え、アスガルドでステータスを上昇させた時のステータスは以下のとおりです。

パワー：174,493
知力:3,402
素早さ:3,065
力:15,229
HP:1,073,375
物理攻撃: 29,160
魔法攻撃: 62,777
アーマー: 48,642
魔法防御: 39,969

「月スキン」がブラウザ版だと魔法攻撃、モバイル版だと魔法防御な点に注意してください。このリストはブラウザ版（hero-wars.com/fb）をベースにしています。
モバイル版のスキンのが有利です。違う理由として考えられるのは、ブラウザ版だとオリヴァーをパトロンするとめちゃくちゃ硬くなるんで、その影響だと思います。紫+3のオリヴァーで支援された上で、魔法防御のスキンが１つ増えたアスタロスなんて魔法チームじゃ絶対に倒せませんからね。

スキル

炎のヴェール(Flame Veil)

チーム全体に、物理ダメージを防ぐシールドをかける。シールドの耐久値はメンバー全員で共有される。
計算式：魔法攻撃の100% + スキルレベル * 100 + 1000
最大値：76,777

物理ダメージを防ぐシールドを展開します。シールドの残りHPはHPの下に白いバーで表示され、ダメージはチーム全体で共有されます。ステータスをマックスまで上げても、防げるダメージは物理ダメージを76,777だけですので、そこまで強力ではありません。
例えばヨルガンの２番スキルは全ダメージ属性（物理・魔法・ピュア）に対して43,269防げますので、発動回数を考えるとヨルガンのシールドのが優秀です。
まあアスタロスの１番スキルにはそんなに期待しないほうが良いでしょう。

Devastation（荒廃）

アスタロスが地獄の業火を噴火させ、最も遠くにいる敵のエネルギーを減少させる
計算式：(スキルレベル * 0.1 + 20)%
最大値：38%

相手のエネルギー（１番スキルのために貯めるバー）を低下させるスキルです。地味な嫌がらせになりますが、まあそんなパッとするスキルではありませんし、エネルギーを減らしたいDPSが最後尾にいることはそれほど多くないのでそこまで役に立つスキルとは言えません。
とは言え「ここぞ！」というタイミングでこれをやられると相手としては非常にイライラするタイミングもありますので、無いよりは全然良いですね。

Demon’s Allegiance（デーモンの忠義）

パッシブスキル。アスタロスはHPが一番低くなった仲間とコネクションを維持し、彼/彼女が受けるはずの物理ダメージの一部を引き受ける。ダメージは一部が軽減された上で、アスタロスが引き受ける。
計算式：引受ダメージ(スキルレベル * 0.1 + 37)%
引受ダメージからの軽減値：(スキルレベル * 0.15 +18)

最大値：48%
引受ダメージからの最大軽減値：34.5%

これめちゃくちゃ役に立つスキルです。
一番HPが低くなっている仲間の物理ダメージを引き受けるパッシブスキル（常時発動スキル）です。１３０レベルにもなるとダメージの４８％というほぼ半分近くのダメージをアスタロスに身代わりにさせることができ、さらに引受けたダメージの数十パーセントはマイナスされた上でアスタロスがダメージを食らうことになります。
DPSは基本的に死にやすいので、このパッシブスキルが常時発動していることにより、DPSなど死にやすいキャラの生存確率が圧倒的に伸びます。
逆に言うと、カラーがブルーになった瞬間からこのスキルは常時発動するので、このスキルを知らずにいると「アスタロス死にやすいなあ」と思ってしまうかもしれません。
動画では、HPが一番低くなっているセバスチャンのダメージをアスタロスが引き受けているのがわかります。

Last Word（最後の言葉）

パッシブスキル。戦闘中に１度だけ、仲間かアスタロス自身を蘇生する
計算式：100% Mag atk + スキルレベル*250 + 15000
最大値：80782

死者蘇生のスキルです。戦闘中１度しか使えませんが、めっちゃくちゃ役立つスキルです。
正直蘇生して復活した後のHealthが少ないため、復活直後に殺されることも少なからずあるんですが、死にやすいキャラというのは大概殺傷力が高いので、このスキルで復活したキャラが勝負を決めるということも多いです。
キャンペーンだと３セットありますが、１セットごとにリセットされる（はず）です。

アスタロスの育て方

スキンの優先順位

ブラウザ版：野獣＞　サイバネティック　＞＝　デフォルト　＞　悪魔＞月
モバイル版：野獣　＞　月　＞　デフォルト　＞　悪魔
月スキンの上昇値がモバイルとブラウザ版で異なりますので注意してください。
モバイル版だと魔法防御ですので大いにありですが、ブラウザ版では魔法攻撃ですので買う必要もないでしょう。
どちらのプラットフォームでも基本的にはバーバリアンスキンが最優先です。バーバリアンスキンを６０レベルまで上げたうえで、モバイルだったら月スキンも上げることをおすすめします。野獣・月スキンともに６０になっていないのであれば、デフォルトスキンを上げる必要もありません。
ただ非課金の方でしたらデフォルトスキンから上げていくのもありだと思います。
ブラウザ版はサイバネティックスキルもありですが、やはり野獣が最優先ですね。

グリフの優先順位

アーマー > 魔法防御 >> 力 >= HP >> 魔法攻撃
タンクですのでグリフはアーマー・魔法防御最優先です。魔法攻撃は優先順位はそこまで高くしなくてOKです。スキルの威力に影響しますが、アスタロスはグリフで上がる魔法攻撃の値は、戦闘で致命的な影響はありません。上げるのであれば、他のキャラの主要グリフを上げ終わってからにしましょう。

アーティファクトの優先順位

2番目 > 1番目 > 3番目
圧倒的に２番目優先ですね。アーマーと魔法攻撃はどれだけ上げても十分ということはありません。
１番もまあ必要ですが、DPSの１番を上げ終えてからでも良いと思います。
３番はう〜んって感じですね。上げるに越したことはないけれど、DPSに回した後のが良いと思います。

アスタロスのチーム編成

マジックチーム・物理チームどちらにもよく合います。万能タンクですね。
まあ強いて言うならば、高火力DPSと組み合わせるとアスタロスを使うメリットを最大限活かせると思います。このゲームで高火力のDPSはだいたい死にやすいですので、ダメージを吸収した上で蘇生までしてくれる「アスタロス＋死にやすい高火力DPS」の編成は最高の組み合わせとも言えるでしょう。